コモアフレンズ
山梨県上野原市コモアしおつ地域情報サイト


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どんな所が似ているの?とご質問を頂き、写真を追加しました。(8/30)
ところが、草がすごく生い茂っているので、道がうまく写真に写りませんでした。
とりあえず、見てみてください。
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朝日新聞 8月21日水曜日

朝日新聞に、コモアの事が載りました。なんでも「千と千尋」の千尋が引っ越す場所がコモアをモデルにしたと言われている、とか・・・ 新聞のコピーが、積水さんの前に置いてあって、自由に持ってこれるようになっていました。たしかに、気にして見てみると、20号のコモアの交差点はそっくり。ぐるーっと曲がって上へ上がる感じです。それに、林道へ入っていく時に、画面背景に写る住宅地がコモアっぽいですね。林道の上に家が見える風景はコモアにはないと思うんだけど、新聞の内容もおもしろいです。 内容は下記です。

山あいに浮かぶ「異界」

 宮崎駿監督の大ヒット映画「千と千尋の神隠し」は、主人公の少女一家が山の上にある住宅地に引っ越していくシーンから始まる。途中で「異界」へと迷い込むのだが、住宅地のモデルとなったのは山梨県上野原町のニュータウン「コモアしおつ」ではないかといううわさがファンの間で飛び交った。

 四方津は神奈川県と県境。標高300メートルの山稜を削り80ヘクタールの宅地をつくった。約千世帯、3千人が暮らす。最寄駅はJR四方津駅。JR新宿駅から中央線で約70分だ。
 昨年末倒産した青木建設が87年に着工、91年から販売を始めた。「コモア」は「コミュニケーション・モア(もっと交流を)」を略した造語。地元住民と都市部から一戸建てを求めて越してきた人々が共存する。

 高校2年生の一家は3年前に移り住んだ「千尋のお母さんが『あの角の青い家でしょ』と、家の並びを見上げる。あ、それってうちだと思った」。宮崎監督の絵コンテには「山の上に頂をけずって拓いた住宅団地がある(国道20号のイメージ)」との書き込みが残る。
 「コモア」に住む70代の男性は、「死に場所にここを選んだ。何となく天国に近い気がしますよね」という。ある高校生は「ここは妙な異次元感がある。『ブリッジ』から出ると。それまでいた場所と全く違って感じられる。それが何となく、気に入ってる」。

 ブリッジとは「上」と呼ばれる住宅地と「下」と駅とを結ぶ、かまぼこ形の巨大な筒のことだ。神話に登場する大蛇のように、山の斜面にのしかかっている。
 ガラス張りの体内には、210メートルのエスカレーターとエレベーターで「下」まで4分弱、エスカレータだと8分かかるが、勤めに出る人はこちらを選ぶ。駆け下りれるから。
 住民は入居の際、ブリッジの維持費として100万円、以後も月々管理費として1万円を払うが、「自分の一部」と、割り切っている人が多い。「降りきったらそこがすぐ駅。このドアツードア感はほかにない」。そんな理屈も聞いた。

 コモアを訪ねた日は、タウン内で盆踊り大会が開かれていた。人々が交流できるよう、年配の住民が自主的に企画した。女性たちが手作りのすし、焼き鳥、漬け物、酒をふるまい、浴衣姿の子どもたちが買ってもらった菓子をほおばった。

 「下」 には方言も残っているが、「上」は標準語でしゃべりあう。ここはまるで宙にふわりと浮いた空中都市ラピュタ。上野原町役場で都市計画を担当する建設課長補佐の方は、上方の住人たちの要求にはしばしば驚かされる。
 秋になると山のナラやクヌギから敷地に葉が落ちるので「切ってほしい。」地元消防団の初出式に、お祝い金を払う町のしきたりを伝えると「税金はもう払った」。外国の木を移植したため、以前はいなかった害虫を駆除する必要も生じた。
 しかしそれでも「上」から吹いてくる新しい風は建設課長補佐の方は期待する。
 80年代、町は「産学住遊」を将来のビジョンとして掲げた。北には産=工業団地と学=帝京大の系列校が、南には遊=ゴルフ場が広がる。中心で「住」を引き受けているのがコモアなのだ。

 「都会で磨かれた頭脳とセンスを感じる。好奇心も強く、草木染などの講座を企画すると反響がすごい。いままでにない新しいニーズが生まれている。町の未来が、コモアを通して見えてくる気がするんです」

 「上」では「きよしのズンドコ節」に合わせた踊りが続いていたが、「下」へ向かう。午後8時半。駅周辺は暗い。ガラスを通してレールだけがほの見える。扉が開くと、静寂の中に虫の声。祭りの喧騒が、幻になった。